志望校を調べてるときに、「提携校への留学をを推進しています」や「〇〇学科の学生は〇年次に全員が協定校への留学を実施します」など留学ができることを売りにしている学校も増えてきました。留学が比較的身近になってきた今日この頃、そんなときに留学ってそもそもなにができるんだろうって思った人のためのざっくりとした知識をつけれるようなまとめです。
海外で生活したこともある私のちょっとした個人的な意見・経験上のワンポイントや留学に行っていた友達から聞いた体験談も入れてあるので読んでみてください。
思っているよりもいろいろな留学の形がり選択肢がたくさんあるので、迷走してしまうことや現地での誘惑に負けて目的を達成できないこともあります。目的をもっていかないで留学をして思ったよりも英語が上達せずに伸び悩みその後の進路に困っている友人がいたり、留学に行って英語ができるようになっていざ外資系企業に就職しようとして面接に望んだところこんなはずじゃなかった、と悩む友人もいました。
ただ明確な目標やモチベーションを持って留学に臨めば新しい世界への扉を開くことができると思います。チャレンジ精神をもって、真に開けたオープンマインドを獲得できるように努力しましょう。
もっと知りたくなった人は留学エージェントへ相談したり、留学フェアに足を運んでみたらどうでしょう。
留学の種類
日本人が世界各国に挑戦する留学には、以下のようないろいろな種類があります。その種類ごとの留学プログラムや資金援助には多くの具体的な実例が存在するのでここではその一部を交えて紹介します。
大学側でプログラムを用意してくれているのは2.大学留学、4.研究留学、7.国際協力留学が主で、個人で手配するのが1.語学留学、3.ワーキングホリデーが主ではないかと思います。
- 語学留学:日本人が海外で語学を学ぶことは一般的です。メジャーなのは英語圏の国々に英語を学ぶために行くことですが、ヨーロッパなど英語以外の言語を学ぶために留学することも多くなっています。知っての通り、英語は国際的なコミュニケーションの一環として非常に重要であり、英語を習得することはキャリアの向上にも役立ちます。
プログラム実例:カナダのバンクーバーにある語学学校に通い、英語を学びます。プログラムには週15時間の英語クラスや文化イベントが含まれ、3ヶ月の期間で学習します。
資金援助実例:日本の留学奨学金機関や国際教育交流協会(JASSO)などから、留学費用の一部が補助されることがあります。また、語学学校が奨学金を提供することもあります。
ワンポイント:行く期間が長ければ効果もよりあるように感じます。ただ慣れない環境での生活などで上手くいかないこともあり、語学留学に行って言語能力が向上してないと就活などでマイナス評価につながる事もあります。 - 大学留学:日本人学生が海外の大学に留学することも一般的です。これにより、異なる教育システムや専門分野での知識を深める機会が得られます。また、異文化環境での経験は個人的な成長にも寄与します。
プログラム実例:アメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学し、コンピューターサイエンスの学士号を取得するプログラム。4年間の学習と研究が含まれます。
資金援助実例:多くの国の大学で奨学金プログラムが提供されており、学業成績に応じて給付金を受けることができます。また、米国の大学ではフィナンシャルエイド制度が提供され、経済的に困難な学生に対して支援が行われます。
ワンポイント:国内の大学から提携先の海外の大学へ単年や半期で留学も行けるコースがあったりするので、大学留学は真剣に挑戦したい人向けです。ただある程度の語学能力が求められます。単年や半期の場合も提携先によっては単位認定されるところもあるので、留学に行っても所属大学で留年せずにすむことがあります。(留年するかしないかはその後の就活にも響いてくるので必ず確認したほうがいいです。) - ワーキングホリデー:若い日本人がワーキングホリデービザを取得して海外で働くことが増えています。これにより、海外での生活費を稼ぎながら異文化体験をすることができます。
プログラム実例:オーストラリアのシドニーでワーキングホリデーを行い、カフェでのアルバイトをしながら現地の文化を体験するプログラム。1年間滞在可能です。
資金援助実例:ワーキングホリデーは自己負担が必要ですが、一部の国ではワーキングホリデービザを取得した後、現地の雇用をサポートするエージェントや情報を提供する機関もあります。
ワンポイント:近年は海外の高い賃金を求めて移住して海外で働く人も増えてきました。その前段階として海外で働く経験を積むにはいいのかもしれません。 - 研究留学:学術研究者や博士課程の学生は、海外の大学や研究機関で研究を行うために留学することがあります。国際的な研究コラボレーションや新たな知識の獲得を目指します。
プログラム実例:ドイツのミュンヘン工科大学で3年間の博士研究を行うプログラム。研究テーマに応じたスカラーシップが提供されます。
資金援助実例:多くの国や大学が研究奨学金を提供しており、研究者や博士課程学生に対して経済的な支援を行います。
ワンポイント:国際的な研究グループに所属すると、国内にはない研究機器を扱う機会なども得られます。そのほかに国際的な調査に加る機会を与えられるかもしれませんし、国際的な学会へ参加してプレゼンテーションを行う機会もあるかもしれません。その際に共通言語である英語をしゃべれるとしゃべれないのでは全然違います。
無茶ぶりが好きな先生だと英語がしゃべれないのに急に数カ月に及ぶ海外での調査に単身で行かされた学生がいました。自分だけではなく周りにも迷惑をかけてしまい本人もどうしようもなく途方に暮れてしまっていました。
特に理系で研究の道に進みたい人は、必要最低限の会話レベルは身に付けておいたほうが助かります。 - ボランティア留学:日本人がボランティアとして海外で活動することもあります。教育支援、環境保護、災害支援など、さまざまな分野でボランティア活動を行います。
プログラム実例:ケニアの村で教育支援プロジェクトに参加するボランティアプログラム。現地の学校で英語や数学を教える活動が含まれます。
資金援助実例:一部のNGOやボランティア組織は、プログラム参加者に対して食事や宿泊費を補助し、一部の旅費を負担することがあります。
ワンポイント:公的な活動ではなくても、大学でできた海外の友達を頼って現地の人の暮らしを体験するのも貴重な経験になります。交友関係を広くもつことも大事になります。日本で当たり前なことが当たり前じゃないことを体験できるのも貴重になります。
実際に夏季休暇を利用してアジア数か国を回って農業などを手伝っていた友人もいました。 - 文化交流留学:日本の文化や伝統を世界に広めるために、日本文化や芸術を学ぶことがあります。留学先で茶道、華道、日本舞踊などの文化活動に参加することがあります。
ワンポイント:大学や学会、または社会に出てから様々な国籍の人と話す機会があり、その際に自分の国(成り立ちや歴史)や文化、伝統についてすごい詳しいことに驚くことがあります。語学の勉強とあわせて”NIPPON”についてもっと詳しく語れるようになれると真の国際人になれるのかもしれません。 - 国際協力留学:国際協力機関やNGOで働くために留学する日本人もいます。途上国での開発プロジェクトや支援活動に参加し、国際社会に貢献します。
ワンポイント:現地のスタッフなど逆に日本語を話すことができる人がいる場合が多いと思いますが、そこで英語なり現地の言語を話すことができるとぐっと距離が縮まり関係の構築がスムーズに行く場合があります。少なくとも挨拶くらいは現地の言葉で言えるようになると受け入れられてもらえる度合いが全然違います。提携している大学でも短期の国際協力のコースを組んでいる大学もあります。
これらの留学オプションは、日本人が留学を通じて国際的な経験を積む機会を提供します。留学先や目的に応じて、さまざまなプログラムや資金援助が利用できることがあります。個々の留学計画は個人の目標や興味に合わせて最適なものとしてカスタマイズされるべきです。
大学や研究留学だと、担当している先生が自分の指導教官だったりすると半ば強制的に参加させられることもあります。英語が全くしゃべれないのに単身もしものときのために必要最低限は英語でコミュニケーションをとれる準備をしておいたほうがいいかもしれません。
また、紹介したのは一般的な留学プログラムと資金援助のほんの一例ですが、実際のプログラムや奨学金は国や大学、機関によって異なります。留学を検討する場合、留学エージェントや留学カウンセラーと相談し、最適なプログラムと資金援助の選択を検討することをお勧めします。
学生(若い世代)にすすめる理由
学生や若い世代に留学をおすすめする理由は多くあります。留学は個人的な成長、学術的な発展、国際的な視野の拡大、そして将来のキャリアにおいて多くの利点をもたらすことがあります。以下に、留学をおすすめする理由を詳しく説明します。
- 異文化体験と国際的な視野拡大:留学生活は、異なる文化や価値観に触れ、国際的な視野を広げる機会です。他国の人々と交流し、異なる習慣や言語に触れることで、自己認識が高まり、対人スキルが向上します。
- 言語習得:語学留学を通じて、新しい言語を学ぶ機会が得られます。言語力は国際的なコミュニケーションやキャリアにおいて非常に重要であり、語学スキルの向上は将来の機会を広げます。
- 学術的な発展:大学留学や研究留学を通じて、世界トップクラスの大学や研究機関で学び、国際的な研究コラボレーションに参加する機会があります。異なる教育システムで学ぶことで、多様な知識とスキルを獲得できます。
- キャリアの向上:留学経験は、将来のキャリアに大きなアドバンテージをもたらすことがあります。国際的な経験や語学スキルは、多くの職場で求められる要素であり、留学経験者は国際的なプロジェクトや企業での仕事に適しています。
- 自己成長:留学は自己成長の機会でもあります。新しい環境で自立し、問題解決能力や適応力を養うことができます。また、異文化での生活経験は、個人的な成熟に寄与します。
- 友達との国際的なネットワーク:留学中に国際的な友人と出会うことで、将来の人脈や国際的なネットワークを構築する機会が得られます。これは将来の機会や仕事の選択肢を広げるのに役立ちます。
- 新しい趣味や趣向の発見:留学先で新しい趣味や趣向を発見することができます。例えば、留学先でのアウトドア活動、文化イベント、料理、アートなど、新たな興味を追求する機会が増えます。
留学は個人の目標や興味に合わせてカスタマイズできるため、各人が留学を通じて得る利点は異なります。しかし、留学は世界を広げ、多くの面で豊かな経験をもたらすことが期待されます。
海外に住んでいた経験から考えてみるとやはり違いを感じるのは外国人は自国や国境を接する周辺国の成り立ちや宗教に対してとても詳しいことではないかと思います。これは先進国や途上国出身の差はないように感じます。
日本語で日本の成り立ちや歴史を説明してほしい、と言われてできる人がどのくらいいるでしょう。私もそこまで語れるわけではないので、外国の友人たちとディスカッションをしているときに
「自分の国では歴史的な背景があって”こういう”制度があるんだけど、日本ではどうなんだ」
と聞かれて知らなかったり返答に困ってしまう場面が多々あります。
世界のことを知ろうとする前に、自国のことももっと知るべきだとつくづく思わされます。
そのような意識の違いに早い(若い)段階から触れ合うことで学生さんや若い世代にオープンマインドを与えられることができるのではないかと思っています。
長期留学・短期留学のメリット・デメリット
留学する期間の違いによって、留学生活のメリットとデメリットが異なります。留学期間は短期間(数週間から数ヶ月)から長期間(数年間)までさまざまで、それぞれに特有の利点と課題が存在します。
短期間留学(数週間から数ヶ月)のメリットとデメリット:
メリット:
- 手軽さ:短期間留学は比較的手軽に計画できます。学業や仕事のスケジュールに合わせやすく、短期間で異文化体験を得ることができます。
- コスト削減:長期間の留学に比べて費用が低く済むことがあります。学生や社会人でも予算内で実現しやすいです。
- 言語スキル向上:短期間の語学留学では、言語スキルを効果的に向上させることができます。集中的な言語プログラムに参加することが多いため、効果が高いです。
デメリット:
- 文化理解の限界:短期間留学では文化理解や適応力の向上に限界があります。短期間のうちに文化の奥深さを十分に理解することは難しいことがあります。
- アカデミックな深化の制約:大学留学のような短期間留学では、専門的な知識を深化させる機会が限られていることがあります。
長期間留学(数年間)のメリットとデメリット:
メリット:
- 深い文化理解:長期間留学は、留学先の文化を深く理解し、その国の生活に本当に適応する機会を提供します。言語スキルや文化理解が高まります。
- 学業や仕事への深化:大学留学や専門的なプログラムに参加する場合、学業や職業において深い知識やスキルを習得できます。
- 国際的なネットワーク構築:長期間の留学では、国際的な友人やプロフェッショナルネットワークを構築する機会が増えます。将来のキャリアに役立つことがあります。
デメリット:
- コストと時間の負担:長期間留学は費用が高く、また仕事や学業を一時中断する必要があるため、負担が大きいことがあります。
- ホームシック:長期間の留学ではホームシックや孤独感が発生する可能性が高まります。友人や家族との距離が離れることがストレスとなることがあります。
- 文化適応の難しさ:長期間の留学では、初めは文化の適応が難しいことがあります。ただし、時間と経験を積むことで克服できることもあります。
留学期間の選択は個人の目標や状況によって異なります。短期間留学は手軽で言語スキルを向上させるのに適していますが、長期間留学は深い文化理解や学業・キャリアの発展に寄与します。自身の目標と状況に合った留学期間を選ぶことが重要です。
留学で得られる効果
外国語(英語)を習得するために留学する際の期待できる効果について、それぞれの項目を詳しく解説します。
- 言語スキルの向上:
・言語環境の浸透:留学国での日常生活が英語で行われるため、言語環境に浸透し、英語を使う機会が増えます。これにより、日常会話から専門用語までのスキルが向上します。
・発音とアクセントの習得:ネイティブスピーカーとのコミュニケーションを通じて、正確な発音やアクセントを習得できます。 - 自然なコミュニケーション:
・リアルなコミュニケーション環境:英語圏での生活では、日常生活でのコミュニケーションがリアルで自然です。スラングや表現を学ぶ機会が豊富です。
・文化的なコンテクストでのコミュニケーション:言語を文化的なコンテクストで使うことで、言葉の意味や使い方をより深く理解できます。 - 文化の理解:
・文化と言語の結びつき:留学によって、言語と文化の密接な関係を理解できます。言語は文化の一部であり、文化理解を深める手段となります。
・地元のイベントや伝統に参加:現地の文化イベントや伝統に参加することで、文化の根底にある価値観や習慣を理解できます。 - 自己自信の向上:
・言語バリアの克服:新しい言語を学び、使用することは自己克服のプロセスです。言語バリアを克服することで、自己自信が向上します。
・新しい環境への適応:留学生活は新しい環境への適応力を養います。新しい状況に対処するスキルを磨くことができます。 - 国際的なキャリアのチャンス:
・国際的な職場での競争力:英語スキルは国際的な職場で競争力を高めます。多くの国際的な企業や組織では英語が共通のコミュニケーション言語として使用されています。
・国際的なプロジェクトへの参加:英語が堪能であれば、国際的なプロジェクトやチームでの参加が容易になります。 - 多言語コミュニケーション能力:
・他の外国語への基盤:新しい言語を学ぶ経験は、他の外国語を学ぶ基盤を築く助けになります。異なる文化での言語学習は、他の言語も学びやすくします。 - 異文化理解:
・他文化の価値観理解:留学によって、異なる文化の価値観や信念を理解し尊重する力が高まります。対話と共感の機会が提供されます。
・国際的な視野の拡大:異なる文化を理解することで、国際的な視野を拡大し、多様性を尊重する態度を養います。 - 友人との国際的なネットワーク:
・国際的な友人とのつながり:留学中に国際的な友人を作ることで、将来の国際的なネットワークを構築できます。国際的なプロフェッショナルネットワークはキャリア形成に役立ちます。
留学は言語スキル向上だけでなく、多くの側面で個人的な成長と国際的な機会を提供します。留学を通じて英語を習得することは、個人としての発展と国際的な視野を広げる手段として非常に価値があります。
留学前に英語のスキルを身に付けるべき理由
留学する前にある程度の英語のレベルを習得しておくことには多くのメリットがあります。以下に、事前に英語スキルを向上させておくことの利点をいくつか挙げてみました。
- コミュニケーション能力の向上:留学先での生活や学習は、積極的なコミュニケーションが必要です。事前に英語スキルを向上させておくことで、現地でのコミュニケーションがスムーズに行えます。これにより、ストレスや誤解を減少させることができます。
- 授業への適応:大学留学や専門的なプログラムに参加する場合、授業は英語で行われることが多いです。十分な英語スキルを持っていると、授業内容を理解し、アカデミックな成功を収めやすくなります。
- 現地での生活の便益:留学先での日常生活も英語で行われることが多いです。ショッピング、レストランでの注文、交通機関の利用など、生活全般で英語スキルを活かす機会があります。
- 友人や仕事仲間との関係構築:事前に英語スキルを向上させておくことで、留学先での友人や仕事仲間との関係を円滑に築くことができます。コミュニケーションが円滑な場合、国際的なネットワークを広げるのに役立ちます。
- 文化理解の促進:英語を一定のレベルで理解できると、言語を通じて文化理解を促進するのに役立ちます。言語は文化の一部であり、言語スキルを持っていると文化的なコンテクストでコミュニケーションが取りやすくなります。
- 英語環境への適応:留学先は英語圏の環境であるため、事前に英語スキルを高めておくことで、留学先での適応がスムーズに行えます。これにより、ホームシックや言語的なストレスを軽減できます。
ただし、留学前の英語スキルがどれだけ高いと望ましいかは、留学先や留学プログラムによって異なります。一部の留学プログラムでは、英語スキルの向上を支援するためのプリセッションコースを提供していることもあります。留学計画に合わせて英語スキルを向上させる方法を選択し、事前準備を行うことをおすすめします。
日本の大学に来たアジア系の留学生で日本語でも英語でもコミュニケーションが取れない学生のチューターをしたことがありますが、寮での生活で周りとコミュニケーションが取れずに途中で帰国してしまいました。専門用語は後から覚えればいいので、生活に必要な最低限の語学力は必要なのではないかと思います。
留学するときの滞在先の候補
また留学時の滞在先を選ぶ際には、留学の目的、予算、個人の好みに応じてさまざまな選択肢があります。以下に、留学時の滞在先について詳しく説明します。
- キャンパス内の寮(学生寮):
・メリット:大学や言語学校のキャンパス内にある寮は、学業に集中しやすく、学生との交流が盛んです。通学が便利で、施設内に食事サービスがあることもあります。
・デメリット:料金が高い場合があり、プライバシーが制約されることがあります。寮の利用規約に従う必要があります。 - シェアハウス:
・メリット:シェアハウスは費用対効果が高く、個人のプライバシーが確保されることが多いです。異なる国や文化の人々と共同生活をする機会があります。
・デメリット:施設や条件が異なるため、選択肢によっては快適さにばらつきがあります。シェアハウスメンバーとの関係がうまくいかない場合もあります。 - ホストファミリー:
・メリット:ホストファミリーと暮らすことで、現地の生活や文化を身近に体験できます。ホストファミリーは英語スキル向上にも役立ちます。
・デメリット:家庭環境に適応する必要があり、個人のプライバシーは制約されます。また、食事についてのルールや好みが異なることがあります。 - アパートメント/賃貸住宅:
・メリット:アパートメントや賃貸住宅はプライバシーが確保され、自立した生活を送ることができます。料理などの自己管理が可能です。
・デメリット:費用が高くつく場合があり、孤独感を感じることがあるかもしれません。異文化との交流が限定的である場合もあります。 - ホテル/ゲストハウス:
・メリット:ホテルやゲストハウスは快適さとプライバシーが提供され、短期滞在に適しています。ホテル内にはサービスが提供されることが多いです。
・デメリット:長期滞在には高額になる可能性があり、地元の文化や人々との接触が制約されることがあります。 - ホステル:
・メリット:ホステルは予算に優しい選択肢で、国際的な交流の場として機能することが多いです。個人のプライバシーを確保する部屋やドミトリーがあります。
・デメリット:安価である反面、快適性が制約されることがあります。個人の貴重品に注意が必要です。
留学先や滞在期間、予算、快適性、コミュニケーションなど、留学者個人の要件に合わせて滞在先を選びましょう。滞在先は留学経験全体に影響を与える要因ですので、慎重に選択することが大切です。
上記の中だとよく選ばれるのはホストファミリーかもしれませんが、注意しなくてはならないのは家族構成や宗教、ホストファミリーとしての経験・実績です。特に宗教の違いは普段日本人があまり意識しないところになるので、生活習慣の違いなどから実際に思い描いていた生活とはかけ離れたものになってしまった人を多く見てきました。失敗しないためにも事前の情報集めはしっかりと行うことをお勧めします。
最後に
留学に悩んだら、国内には大小様々な留学エージェントがあってそれぞれの強みがあるので調べて気になるところに資料請求・相談することもいいと思いますし、そのような会社・団体が一堂に会する留学フェアなどのイベントに足を運ぶのもいいかもしれません。
高校生や大学生であれば学校の担当の部署に相談することもできますし、身近な先輩やOB・OGに経験者がいればその人たちから情報を得ることもできます。何事も行動することからはじまります。その一歩を踏み出してみませんか。
いきなり海外に行くのは不安だけど、それに近しい経験をしたいという東京や兵庫近郊の大学院生の方がいたら別の記事で国際交流館についてこちらで紹介しています。